コラッツの予想を証明してみようとしたけど、失敗したときの残り物
はじめに断っておく。
私は、数学科の人間では無い!(`・∀・´)エッヘン!!
ラッタ。コラッタ。コラッツ。ラッ(ry
簡単に書けば、任意の について
- が偶数なら、
- が奇数なら、
という操作を有限回繰り返すと、となるという予想。
1年前、これを「操作を数式化し、それのパターンが有限個に収まること」で証明しようと考えた。
結果は失敗した(というか、証明が継続できなくなった)けど、とりあえず、誰かのメモになればいいなと。
操作を数式で表す
まず、今回の証明の根本。操作を数式で表すことについて。
例えば、
- 操作 =
- 操作 =
と表すと、
という風に操作を表現することができる。また、これで分かる通り、この操作は順番を変えると全く違う値になる。(無効値さえあり得る)
ここで、逆操作を定義してみる。
- 操作 = =
- 操作 = =
すると、
という、当然の帰結に至る。
これをよく見れば、操作と操作のある種のパターンで、1から全ての自然数が回れるのでは無いだろうか? (そして、それこそがコラッツの予想である!!)
・・・ここまでが序論。
証明の手順
さて、ここからどうやって証明するかという話。
この方法で証明する場合、次の点を(最低限)調べないといけない。
登場パターン
たとえば、 は で表現できる。 (自明)
では、他の数字はどうだろうか? 少し列挙すると・・・
なんとなーく、パターンっぽい物がある。
このパターンが有限個のルールで示せるのなら、それは 1 から到達できる数字全てを掌握したのと同じ意味になる。
ただし、パターンのルールを見つけるまでは、至らなかった・・・
操作の全網羅性
そして、次に問題となるのは、この操作で「全ての自然数」を網羅することが出来るのだろうか? という点。
逆を言えば、この操作で見つからない数字があると仮定して、背理法で証明してみれば良い。
・・・ところで、この操作の反例 (counter-example)とは何だろうか?
1つ目は、有効な有限操作回数で、同値となる物があるかとうこと。(閉路)
2つ目は、操作が無限へ行ってしまう物。(発散)
この場合、操作の途中で下限値が存在することになる。
3つ目は、分数から操作でしか存在できない物。(欠番)
※ 3つ目が問題になるのは、確か、で分数になった場合、またはの繰り返し操作で自然数に戻ることがあってはならないから、という話だったはず。はて、なんでだっけ?
メモは、ここで終わっている
長々とここまで書いてきて、そもそも、この証明方針で行けるのか? と不安になったのが 1つ。
そして、「パターン」の「ルール」という、メタメタな物を考えて、それっぽい物が見つからなかったのが 1つ。
最後に、やる気を失ったのが 1つ・・・
なぜ、長年証明されていない問題を、やってみようと思ったのだろうか?
たしかに、有力な証明はいくつか出ているけど、それらも検証段階らしいし・・・
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時私は死んでいるでしょう。
・・・死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。真相を暴いてください。
それだけが 私の望みです。